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07映画館鑑賞(11月分) ブログトップ

ラザロ 複製の廃墟(118本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

1部の「蒼ざめたる馬」に続いて、
この「複製の廃墟」を見た。
と言っても、この時点では2部とは分からず、
同じ「マユミ」が出ているなと思ったくらい。
首筋にあざがあったので分かった。

偽札を題材にした映画などは多いが、
その中でも、なかなかの出来と思った。
偽札がばらまかれたが、
秩序の回復に乗り出した刑事と、
犯行を重ねる女たちの激突を、
悲壮感を漂わせながら、巧みに描く。

この映画の背景にあるのは、
格差社会であったり、
自殺者が年間3万人を超える現実であったり…。
そんな社会で、もがく彼女たちが主人公だ。

それにしても、監督の井土紀州さんのことは、
全く知らなかった。
8ミリ映画の世界では、ものすごく有名で、
今回の3部作でも、出演者はほとんどが、
自分から出たいとオーディションに駆けつけたらしい。

私が見たときは、観客はわずか4人。
東京・東中野で上映された時は、
大評判だったらしい。
東京と地方の文化の違いかもしれないが、
いい作品なので、見ても損はないと思うのだが…。


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ラザロ 蒼ざめたる馬(117本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

まさに瓢箪から駒だった。
というのも、本当は違うドキュメント映画を見るつもりだったが、
きちんと日程を把握していなかったため、
違う作品を見ることになったのだ。
しかも、実は映画が始まるまで、
そのことを知らなかった。
だから、幕が開いてから、びっくりした訳だ。

その映画とは、「ラザロ」。
3部作の第1弾が、この蒼さめたる馬である。
いかにも、インディペンデント作品という感じ。
1部は京都が舞台だけに、余計に親近感がわく。

映画を見る場合、どちらかというと、
先入観を持たずに観賞するように心掛けているが、
それでも、何らかのモノは頭に入ってしまう。
全く「無」ということはない。
しかし、今回は題名を含めて、
正真正銘のゼロからのスタートだっただけに、
そのドキドキ感も増した。

3部作といっても、それぞれは独立している。
ただ、主人公の「マユミ」が唯一、どの作品にも出ていて、
進化?しているのだ。

それはともかく、マユミの冷血さ、そしてそれに、
引きずられる2人の女性、さらに、
いつのまにか、考えた方が違って行く過程。
なかなか、見応えがあった40分だった。


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サイボーグでも大丈夫(116本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

オールド・ボーイ」など復讐3部作の監督が、
今回撮ったのがロマンチック・コメディだった。

自分をサイボーグだと思っている主人公の女の子が、
送り込まれた精神クリニック
そこがこの映画の舞台である。

つい最近みた「クワイエットルームにようこそ」を思い出した。
両方とも、自分を「再生」させる映画には違いないからだ。
その中にいる人々も、色々な人々がいる。
中でも、人の物なら何でも盗んでしまうクセのある
男性と仲良くなり、彼は主人公の「同情心」を盗んでしまう…。

チャーリーとチョコレート工場」や「アメリ」も思い出した。
ちょっと残酷だけど、幸福感に満ちたシュールな物語とでも言おうか。

ところで、この映画のきかっけは、
監督が見た夢だったそうだ。
それは「身体の中から銃弾が出てくる女の子」。
そこから監督は、色々なプロットを詰め込んで、
肩の力を抜いたラブストーリーを作り上げた。

何という才能だろうか。
あるひらめきから、次々に、
物語を展開させるなんて。
しかも、これまで自分が築き上げたものとは、
180度も違うと思える分野においてだから、
余計に、そう思う。


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長江哀歌(115本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

たぶん1ヶ月くらい、ずっと上映していたけど、
なかなか行く機会がなくて、
最終日にやっと見ることが出来た。

ちょっと疲れていたので、少々、
眠気が襲ってきたのは残念。
それでも、今の中国について、
色々と考えさせられた。

主人公は2人。それぞれが、人を探す。
だけど、探しあてた人の環境は、違っていた。
そんな言葉にしたところで、
なかなか、この映画のことがうまく伝わらない。

なぜか。三峡ダムとその周辺の風景が、
うまく描写できないからだ。

この映画の撮影直後には、
本当に町が沈んでしまう、ということもあって、
臨場感がものすごく生まれている。

美しい風景の一方で、次々に壊される建物など、
対称的な部分も多い。
それは、中国が今かかえている、さまざまな問題でもある。
その意味で、複雑な中国社会のリアルな描写とも言える。


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ミッドナイト・イーグル(114本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

今年の東京映画祭のオープニングを飾った作品らしく、
大規模な作りの映画ではあった。
それなりに、泣かせる部分もあった。
だけど、合格点かと言われれば、少々、あやしい。

この種の軍事モノというか、冒険モノの映画は、
よほどうまく作らないと、
欠点が見えてしまう。

例えば、「ステルス」にしても、
「ナバーム弾」にしても、しかりである。

だけど、テレビでは絶対作れないものだろうから、
その映画をきっかけに、映画ファンが増えればいいよね。

個人的には、せっかくの雪山シーンだから、
もっと臨場感あるものにしてほしかった。
聞けば、雪不足とか、色々な諸条件もあったらしいが、
そんなの関係ねえ、かな。

それにしても、キネマ旬報では、
某元文部官僚だけが最高点で、あとの3人はすこぶる低い点数。
結局は、どんな映画も、自分の目で確かめるしかない。
映画評などは気にせずにね。


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恋する彼女、西へ(113本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

鶴田真由ってやっぱり素敵だよね。
等身大の女性を素敵に演じている。
彼女は、この作品を体験して、どう成長しただろうか、
役者として、人間として…。

広島人としては、これでもか、これでもかというほど、
広島の街が出てくるのはうれしい。
特に、毎日、路面電車を利用している身にとっては、
なおさらのことである。
時々、横川線を使うだけに、もっともっとうれしい。

広島先行公開で、全国的には来春からだそうだが、
景気をつけるためにも、一人でも多くの人に、
劇場に足を運んで欲しいものだ。

物語としては、脚本が田淵久美子さんだったので
大いに期待した。
何度も広島に足を運び
、ある意味では、エンタティメントの要素も入れながら、
原爆を題材にしたものに仕上げている。

広島以外の人が見た場合、
きっと分かりやすく、いわば「入門編」としては、
非常にいいものではなかろうか。

その意味では、もっと深く、突き詰めたものを期待した人には、
若干、物足りなかったかも知れないが…。


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大統領暗殺(112本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

これまであった既存のフィルムを使って、
こんな映画を作るなんて、すごいと思う。

まあ、逆に言うと、改ざんは簡単にできるということか。
歪曲の恐ろしさを改めて知ったわけだ。

当初は「ブッシュ暗殺」の邦題だったらしいが、
色々と物議をかもし、「大統領暗殺」に落ち着いたらしい。
それでも、諸外国では公開を見合わせたり、
縮小したケースも多かったという。

今回の映画について、監督は次のように言っているという。
「彼つまりブッシュ大統領の行動をドキュメンタリースタイル
映像で見ることを通して、
9・11以降の世界におけるメディアが果たして来た役割を
考えてみたかった」と。
まさに、その目的は十二分に達成されたのではないか。

もし、日本で同じような手法で、
同様な映画を作っていたらどうなったであろうか。
いや、その前に、映画は完成できなかったに違いない。


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オリオン座からの招待状(111本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

土曜日の夕方というのに、
映画館の観客は、ほんのわずかだった。
映画館を題材にした映画だけに、
本当に寂しい気分になった。

「オリオン座」は京都にある映画館。
2007年の今年、57年間の歴史を閉じる。
その今から、映画は始まり、
57年前に戻る。そして時間軸が、行ったり、戻ったりする。

映画好きな我が身にとって、
この種の題材は文句なしに、高得点を挙げてしまう。
しかも、昔から好きな樋口可南子が出ている。

それにしても、昭和20年代から30年代前半は、
映画が唯一の娯楽だったのだ。
今の人が映画館に行くのとは、
やはり全然違うのであろう。

もし、僕があの時代に思春期だったら、
ある意味で、本当に映画館が「私の大学」であったであろう。

今、時々出かける居酒屋さんの店主が、
昔、映写機を回していたらしいが、
この映画に登場する映写機も、ほぼ同じものなのだろう。

もう少し、映画そのものだけでなく、
その周辺についても、色々と学んでみたいと思う。


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やじきた道中 てれすこ(110本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

玉三郎を見た後、その足で、
今度は中村勘三郎の「てれすこ」に足を伸ばした。

キョンキョンも出ていた。
ほかにも、芸達者が多かった。
もったいないくらいにね。

で、勘三郎だが、主演として映画に出るのは、
本当に久しぶりらしい。確か40数年ぶりとか。
確か、藤山直美主演の「顔」にも出ていたと思うけれど、
これは主演ではなかったしね。

昨年、年末に京都・南座の襲名興行で、
勘三郎を堪能した。
もちろん歌舞伎の勘三郎は、
素晴らしいが、映画の勘三郎も、
力が抜けていて、ほんわかした感じだった。

ちょっと疑問に思ったこと。
「てれすこ」をなぜ用いたか、
いまひとつよく分からなかった。
やじきた道中だけでも、いいんだけどね。

で、この作りだと、どうも続編が出来そうでもある。
その時は、何を柱にするのだろうか。
今から、考えるんだろうな。


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フランシスコの2人の息子(109本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

広島映画サークルの11月の例会作品。
ブラジル映画である。
兄弟で有名なシンガーになった実話だ。

この映画の核は、やはり家族愛。
そして父親の力にあると思う。
今の日本の家族からは、
かなり縁遠くなったものだろう。

それにしても、ブラジルは貧富の格差が大きい。
だからこそ父親は、子どもに夢を託すのであろう。
その意味では、日本以上に極めて、厳しい社会ということだ。

では、ブラジルと日本ではどちらが健全か。
なかなか、すぐには答えが出ないであろう。
もちろん、裕福と言う意味では、
断然日本ということになろうが…。

で、映画そのものは、かなりオーソドックスな作りで、
それほどの佳作とは思わなかった。
だけど、実話と言う部分に、惹かれる点も多い。

いずれにしても、家族は映画では
永遠のテーマであることには違いない。

PS 個人的なことだが、同じサークルの女性と、
劇場映画の本数を競っている。
ずっと負けていたけど、かなり追い付いてきた。
その数は1本差。頑張るぞ。


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続・三丁目の夕日(108本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

前回の時代から、半年が過ぎた。
その間に、東京タワーが完成している設定だ。
そう時代は、1959年。昭和34年である。
僕が生まれた年である。

だから、この年には、
ものすごい思いがある。
それでなくても、この続編には期待していたけれど、
大げさに言えば、僕の人生を考える上でも、
非常に需要なのである。

今の時代はモノにあふれている。
あの当時は何もなかった。
でも、そこには暖かいものがあった。
という設定は、今回は同じで、
前回以上に、人と人とのつながり、愛情に
力点が置かれている。

実際、僕の記憶にも似た感じがある。
昔のことはよかった、というだけでない、
何かすばらしさも当然あったと思う。

だけど、もし今、現在あの時代に帰れといわれれば、
少しの間ならOKだが、
ずっととなると、たぶんイヤである。
現実とは、そういうものであろう。

泣かせの部分も随分、感じさせられたが、
まんまと引っかかって、涙腺が緩んでしまった。
心地よい雰囲気で、映画館を出たのは言うまでもない。


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街のあかり(107本目) [07映画館鑑賞(11月分)]

11月に入って初のシネマ。
選んだのは、ファインランドの奇才、
カウリスマキである。
そう「浮き雲」「過去のない男」そして、今回も
孤独をテーマに紡いでいる。

もちろん、いつものように、
恵まれない不幸な人を写している。
でも、そのまなざしは暖かく、
最後には希望が、という展開である。

フィンランドには、もちろん行ったことはない。
カウリスマキの映像で知るくらいだが、
暗さというか、どよんだ雰囲気はいつも感じる。

緯度のせいであろうか。
冬になると、ほとんどが夜のせいであろうか。
なかなか、日本人には理解しにくいものがあるが、
もしかしたら、今の日本のほうが暗いかもしれない。

それにしても、忽然と現われた感じがする、
カウリスマキの才能。
もっと、彼の才能に触れたい。

一度はヘルシンキの町を訪れたい。
個人的に、スカンジナビアの国々には、
あこがれるもので。


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