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07読書感想(9月分) ブログトップ

愛子さまと悠仁さま(69冊目) [07読書感想(9月分)]

あれほど、盛んだった論議、
つまり皇室典範の改正のことだが、
悠仁さまの誕生で、すっかり影を潜めてしまった。

とりあえずの心配はなくなったということだろうが、
問題を先延ばししただけで、
もちろん根本的な解決にはなっていない。

そう思っていた、矢先に、この新書に出合った。
産経新聞の皇室担当が書いたものだが、
自分の考えを整理する上で、
非常に役に立った。

例えば、愛子さまと悠仁さまでは、
警備の数、医師の数など、ことごとく違うこと。
皇居に入るときの門も、それぞれ異なることなどだ。

特に感じたことを一つ。
個人的には、女性天皇だろうが、男性だけに固執しようが、
どちらでも良いと思うが、
早く、その方針を決めないと、所謂「天皇になるための教育」が、
遅れる恐れがある。

もちろん、そんな教育はいらない、との意見もあろうが、
もし天皇制を続けるのであれば、
やはり、そうした教育が必要であろう。
そうでないと、何のための天皇制かということになる。

その意味でも、決定は早いに越したことはない、と思うのだが…。


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私訳 歎異抄(68冊目) [07読書感想(9月分)]

歎異抄は、中・高校の歴史の教科書で学んだ程度だが、
五木寛之さんが、親鸞のことを、
色んなところで、お話をされ、
近く、新聞小説にも書かれると言うことで、
その親鸞のことが書かれた歎異抄のことが、
何となく気になっていたのだ。最近、特に。

でも、原文を読むことは、
ボクの力ではなかなか出来ないので、
五木さんの「私訳」で読むことにした。

これが、本当に分かりやすい。
ということは、この歎異抄が書かれた時代、
この本を手に取った人にとっては、
この歎異抄は、それほど難しいものではなかったのだろう。

で、歎異抄と言えば、
やはり悪人正機説であろう。
善人でも救われる。悪人においてはなおさらだ、
というあの有名な文章だ。

でも、この悪人正機説はけっこう、
勘違いされて伝わっている。
うまく説明できるか自信がないが、

ここでいう悪人とは、すべてを親鸞とか、
南無阿弥陀仏に身を任す、いわば
無心の出来た人なのだ。
そうでないのが善人。
その善人でも救われるわけだから、
ちゃんとできた悪人は必ず救われるというのだ。

一度、ざっと読んだだけなので、
きちんと頭に入っていない部分も多い。
今一度、じっくり読んでみようと思う。


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狂言ことば・京都ことば・今日のことば(67冊目) [07読書感想(9月分)]

京都のFM局でパーソナリティを務めている
狂言師の茂山千三郎さんが書いたものだが、
これが、言語ものとして、たいそう興味深い。

最初は、狂言に関する本という気持ちで、
読み始めたのだが、
それだけに限らず、京都のことば、
そして現代語についてまで言及していたのだ。

やはり一芸に秀でた人は、
色々と学が深いのだ。

狂言の言葉については、
最近、けっこう狂言本を読んでいたので、
自分の知ったことの確認作業でもあった。

で、面白かったのは、
2つのきょうことば。
京都のことばは、かつて4年間住んでいたこともあり、
何となく理解していたつもりだったが、
その起源までは知らなかった。

で、もう一つの今日のことばは、
さすがパーソナリティをしているだけあって、
若者の言葉には造詣が深かった。
でも、この言葉のうち、
どれくらいが、あと10年、20年残るのだろうか。


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官邸崩壊(66冊目) [07読書感想(9月分)]

この本を書店で手に取ったのが、
11日午後9時頃。
そして、それから16時間後に、
本当に官邸が「崩壊」するとは思わなかった。
その意味では、先見の明があったということか。

実に、面白い本である。
筆者は、元NHK記者で、今はフリーのジャーナリストとして活躍。
もちろん、完全に裏を取ったもの
ばかりではないかも知れないだけに、
余計に引きつけられるわけだ。

特に興味深かったのは、
会社員から外務大臣秘書官になった時のこと。
本当の仕事は別のベテラン秘書が行い、
本人は漫画を読んだりしていたとのこと。
何だか、分かるよな気がするな。

今回の突然の辞意表明だが、
ボクは根本的に、元々、
この人に総理大臣の資質があったとは思えない。
たぶん、かなりの国会議員は、
そのことが分かっていたと思う。

もし、そうでなければ、
よほど人を見る目がないのだ。
そうでありながら、
選挙に有利とか色んな理由で、
この人を選択したのだ。
その意味では、安倍さんは当然だが、
この人を総理にまで押し上げた、
全員の責任でもあると思う。


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あたらしい教科書・古典芸能(65冊目) [07読書感想(9月分)]

昨年から、いわゆる古典芸能にはまっている。
それは、歌舞伎であったり狂言であったり、能であったりだ。
これまでは、落語を除いて、全くというほど興味がなかった。

これも齢を重ねたためだろうか。
まず日本のことを知らなくては、諸外国のことなんてと、
思うようになったためだろうか。
それにして、何百年という歴史があるだけに、
面白いだけでなく、奥深い。
学習すれば、するだけ興味がよりわいてくるのだ。

で、この「古典芸能」は①歌舞伎②狂言③能④文楽⑤落語の
各章に分かれ、とても分かりやく解説してある。

たぶん、これまで一度も劇場に足を運んでいなくても
分かるような作りになっている。
その中で、とにかく「本モノを見ること」と書いている。
まさに、その通りだと思う。

僕自身、お能だけは、未見だが、
やはり小難しそうと敬遠しているだけに、
いまひとつピンと来ないでいる。
やはり、一度は言ってみるべき、とつくづく思う。

この本で、一番素晴らしいのは、
その道の、しかも若手の第一人者にインタビューしていることだ。
古典芸能は、いつの時代でも古典だったわけではない。
芸能は、日進月歩しているのだ、
いい伝統を残しながら。


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博士の本棚(64冊目) [07読書感想(9月分)]

あの名作「博士の愛した数式」を書いた
小川洋子さんのエッセー集である。

本の表紙がまた素晴らしかった。
本を購入するときは、
この表紙の良し悪しもかなり大きいと思う。

岡山出身の彼女、早稲田を出た後、
東京でどこにも就職できずに、
地元に帰って病院の事務をやっていたという。

そのつらさ、面白なさを紛らわすために、
文章を書き続けていたという。
それが認められ、流行作家になったわけだ。

彼女のエッセーを読んでいると、
彼女の性格が手に取るように分かる。
数式の家政婦さんのようだ。
一見ほんわか、実はしんが強い。

エッセーは、小説と違って、
その人の本質が出てしまう、と僕は思う。
それは、ある意味仕方がないし、
だからこそ、エッセーを書く意義もあるのだろう。

主婦業をこなし、そして小説も書く。
そんな日常の大切さも、このエッセーを読んでいるよく分かる。

前にも書いたが、最近は女性のエッセーの方が、
圧倒的に男性のよりも面白い、と思う。


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黒沢明 封印された十年(63冊目) [07読書感想(9月分)]

著者の西村雄一郎氏の講演を聞いたこともあり、
書店でこの本を見たとき、すぐに購入した。

封印された10年とは、
黒沢監督が65年に「赤ひげ」を撮って、
その後、2本のハリウッド映画が中止になって、
70年の「どですかでん」の興行的失敗、
そして、自殺未遂、
75年の「デルス・ウザーラ」での復活の10年である。

いわば負の部分の黒沢が克明に描かれている。
いや、負というよりも一番辛かった時代の黒沢が描かれている。

個人的に、一番びっくりしたのは、
早稲田の卒業論文で、
黒沢に関して、すばらしい論文を書き上げたこと。
いかに、自分自身の卒論がいい加減だったか、
本当に自分のことが恥ずかしい限りだ。

そうそう、映画館で偶然、黒沢監督に会ったくだりは、
「本当にそんなことがあるんだ」と驚くばかりだが、
もし、それがなかったら、西村氏のその後の執筆活動は、
今とは違ったものになっていたかも知れない、と思う。


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