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07映画館鑑賞(8月分) ブログトップ

天然コケッコー(81本目) [07映画館鑑賞(8月分)]

まだ、暑い日が続くけれど、
見終わって映画館を出ると、
何とも言えない、一服の清涼感を感じた。
そんな映画だったのだ。

島根の小、中学校が一緒になった全校生徒6人の
とっても小さな学校に、東京から一人の転校生が来る。

だけど、特別な展開があるわけでもない。
キーワードは「チュウ」だけど、
それが、とっても素晴らしく、こちらの心も洗われるようだ。

主人公は、前からこの学校にいる
中2の女の子と、初めて同級生になった転校生の中2の男の子。
始めは高飛車なやつかと思ったが、
すぐに田舎に溶け込んだ実にいいやつ。
その2人が、いつしかいい仲になるけれど、
いい仲なんて言葉にするのも、はばかられるような素敵な関係だ。

それにしても、島根の四季を美しくフィルムに納めている。
夏・海水浴、秋はお祭り、冬のお節作り、そして春の桜…。

田舎は確かに何もない、
だが、その何もないことに価値観を見いだしている。
しかし、決して声高にではなく、
ボクたちの心にすっぽりと入るようにだ。

監督は「リンダ・リンダ・リンダ」を撮った人。
そして脚本は、今、島根に住んでいる渡辺あや。
「メゾン・ド・ヒミコ」も「ジョゼと虎と魚たち」も好きだった。
個人的には、中谷美紀が出た「約三十の嘘」が一番好きだが、
それにしても才能豊かな、今、一番の注目株の脚本家だ。


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ディア・ピョンヤン(80本目) [07映画館鑑賞(8月分)]

前からずっと見たいと思っていた。
でも、広島ではずっと未公開で、
そのチャンスがなかった。
友人の夫が、この映画の監督をインタビューしているのを、
発見して以来、より見たいという願望は強くなった。

在日コリアン2世の監督が、
北朝鮮それも、自分の父親を対象に、
その日常を撮った作品だ。

ごくありふれた日常だけど、
自分の知らない事があまりにも多い。
彼らにとっては、日常であっても、
僕らにとっては、驚きの連続でもあるのだ。

それにしても、在日のうち、
総連に入り、北朝鮮への帰還を選んだ人が、
何と多かったことか。
その事実でさえ、僕はこれまでほとんど知らなかった。

そして、新潟から北朝鮮へ向うマンボンビョン号について、
北朝鮮での帰還者の暮らしぶり、
映像でこれらを見ると、驚くことばかりだ。

そして、改めて韓国と北朝鮮は、
同じ民族であって、対日本への感情よりも、
潜在的には親近感を持っている。
この当たり前のことが、
改めて知らされたわけだ。

でも、金日成に対する崇拝だけは、
それでも僕はよく分からなかった。


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クレージーだよ奇想天外(79本目) [07映画館鑑賞(8月分)]

8月17日から開かれている「ヒロシマ平和映画祭」の一環として、
この日1回だけの上映だったけど、
実行委員会の人から「ぜひ」と勧められ、
見ることにした。

クレージーの映画そのものも、
僕とは年代が違うので、
原体験としては1本も見ていなかった。

で、この「奇想天外」は、
もちろんコメディだけど、
その裏側には、平和に対する強烈なメッセージが隠されている。

しかも、この映画は1963年製作だけど、
今の方が、この映画の発信する意義がよりあるように思う。

宇宙人を演じる谷啓がいい。
植木等、塩沢トキと、もうみんな鬼籍に入っている。

監督で東広島市出身の坪島孝さんも、
つい最近、亡くなったばかりだ。

これまで、クレージーの映画ということだけで、
最初から、敬遠していたけど、
このような傑作もあることを知った。
もっと、もっと、見るべき映画は多い。


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ヒロシマナガサキ(78本目) [07映画館鑑賞(8月分)]

もとの題は「WHITE LIGHT/BLACK RAIN」、
つまり「白い光、黒い雨」である。

ヒロシマ平和映画祭の一環作品でもある。
公開初日の2回目に出掛けたが、
会場は八分の入りだった。

上映前に、元広島交響楽団のコンサートマスター
上野さんのバイオリン演奏もあった。
曲目は「鳥の歌」。
そう、スペインのパブロ・カザルスが、
独裁者のフランコ政権を嘆き、
演奏したカタルーニャ民謡だ。

で、本編だが、
オカザキ監督は、日系3世。
日系人強制収容所を描いた作品「待ちわびる日々」で、
91年にアカデミードキュメンタリー映画賞を受賞。

アメリカでは原爆投下が「戦争を早期に終わらせ、
日米両国民の命を救った」との認識が強いという。

彼は、ヒロシマ・ナガサキの事実を伝え、
核の脅威を世界に知らしめることが自分の役目と考えた。

閑話休題。

これまで、原爆を扱ったドキュメンタリーや映画は多かった。
でも、僕自身、今回ほど、
自分の胸に迫ったことはなかった。

なぜかー。
映画は、決して感情的にならず、
極めて淡々と、原爆、そして、その後遺症、
それから投下した側のアメリカからのコメントが、
映画の中で語られて行く。

全部の国会議員に、この作品を見てほしい、
と真から思った。
そして、全世界の指導者にも見てほしいと思った。


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夕凪の街 桜の国(77本目) [07映画館鑑賞(8月分)]

夏バテのせいもあり、
今月はまだ2本目。
急激にペースが落ちている。

この映画は、ぜひ子どもたちと行きたかったので、
日程調整して、やっと本日の観劇となった。

広島の映画、原爆の映画、
そして佐々部監督には、
福岡で、制作秘話などを十二分に聞いていたので、
本当に楽しみにしていた。

非常に良くできた脚本。
広島の人よりも、むしろそれ以外の人に見てほしい、
と思った。

ちょうど、本編の前の予告編で、
「ヒロシマナガサキ」をやっていたが、
その中で、1945年8月6日は、何の日か知っている?
と尋ねるシーンがあって、
東京の若者がほとんど、答えられないシーンがあった。
それを見るにつけ、
この映画こそ、直接ヒロシマと関係ない人に見てほしい、
と熱望する次第である。

夕凪の街と桜の国の二つからなるが、
夕凪の街の麻生さんが、素晴らしい。

彼女が、どう感じて、この映画に取り組んで、
映画を撮りおわった後、どう感じたのか、
聞いてみたくなった。

もちろん田中麗奈もいい。
たぶん、彼女の役柄が、今の若者の実像であろう。
桜の国は、彼女の成長の記録でもある。

たぶん、来年の映画賞は独占するであろう。
また、そうでなければならない、と思う。


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約束の旅路(76本目) [07映画館鑑賞(8月分)]

何やかんやとあって、
8月に入って初めての映画である。
「どれに」と思いを巡らせたが、
映画サークルの仲間が、
一押しにし、しかも今週いっぱいで、
上映がなくなるということで、
この作品を選んだ。

平日の午前中であったが、
それにしても観客が4人とは寂しい限り。
こんな佳作にもかかわらずだ。
東京では神保町の岩波ホールで
長期上映していたらしい。
たぶん、相当の人が入っていたと思う。

2時間30分あまりの長時間フィルムだが、
みんなも言っていたように、
少しも長いとは感じなかった。
心に響き放しだった。

スーダンの難民キャンプ
ユダヤ教のエジプト人は、
イスラエルに移住できると聞いた母親が、
9歳の息子をユダヤ教だと偽らせ、
彼だけイスラエルに渡らせた。

そこから始まる、
この少年の過酷な運命の物語である。

実際に、スーダンの難民キャンプでは、
あった話だそうだ。
イスラエル政府の主導で敢行された「モーセ作戦」という。

一つだけ疑問に思ったのだが、
例え、イスラエルに逃れたときは、
ユダヤ教ではなかったとしても、
途中から宗派を変えれば、
そんなに悩むことはなかったのでは。

もしかしたら、場違いな考えかもしれないが、
宗教を常日頃あまり考えない私にとって、
そんな風にも思えた。


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