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07読書感想(7月分) ブログトップ

袖のボタン(54冊目) [07読書感想(7月分)]

丸谷さんといえば、やはり「女ざかり」であろう。
その前は、「裏声で歌へ君が代」。
そして最新作で、源氏物語を扱った「輝く日の宮」である。

それにもまして、旧仮名遣いといえば、丸谷さん。
丸谷さんといえば、旧仮名遣いである。

今回のコラムというかエッセー。
その博識ぶりは恐れ入る。
うらやましい限りである。

タイトルもしゃれている。
色々と考えたらしいが、
ふと思いついたのが、このタイトル。
そう「袖のボタン」である。
この辺りの感覚が素晴らしいのだ。

それにしても、
70歳を超えて、元気な人・作家たちがすこぶる多い。

作家の面々で、実際にあって、
直接、話を聞いてみたい、筆頭の部類に属する。

購入したままで、読破していない「忠臣蔵とは何か」を
今一度、ひもといてみようかしら。
そしてお気に入りの「女ざかり」も。

映画では、確か吉永小百合が、
主人公の女性論説委員を演じていたっけ。


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パッチギ!的(53冊目) [07読書感想(7月分)]

こんなに、スラスラと読めたのは久しぶりである。
でも、けっして軽い本ではない。
むしろ内容は、かなり重厚なものである。

なぜかー。
この本の著者である李鳳宇さんの講演を、
つい先日聞いたからだ。
それで、彼の考えがかなり理解できた上で、
この本を読んだからだ。

かといって、講演と本の内容が同じだったわけではない。
むしろ重複する部分は、少ないと思う。

それにしても、彼のバイタリティには驚かされる。
もちろん、当方では想像できない、
生まれながらの困難も多かったであろうが、
彼の「力」によって、自分で克服し、
今の地位を手に入れたわけだ。

映画好きな僕としては、
驚きと尊敬と、さまざまな思いが交錯する。

個人的には、彼がキェストロスキが好きな点が、
もっとも親近感を感じる。
ボクも、キェストロスキが大好きなのだ。
彼の配給によって、キェストロスキの映画を楽しんだことになる。

そうそう、李さんは来春、
「歓喜の歌」という映画を公開するらしい。
とっても面白そう。
そして、とっても泣けそうな映画である。
今から、とっても楽しみである。


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私と20世紀のクロニクル(52冊目) [07読書感想(7月分)]

そう言えば、僕の卒論のテーマは「日本学」だった。
つまり、海外いや外国人から見た日本について、
非常に興味があったのだ。

その時に、何度も耳にしたのが、
この本の作者であるドナルド・キーンである。

でも、彼の詳しい生い立ちは、
これまでは知らなかった。

いずれにしても、人間があるものに打ち込む
きっかけは、偶然というものが、かなり関係する。
キーンの場合も、そうだったようだ。

ところで、キーン本人も語っているが、
読売新聞が、日本学を研究している一人の一生を
長期連載、しかも自分自身に書かせたことは、
極めて珍しいことだろう。
他の国では考えられないことではなかろうか。

それにしても、外国である日本のことを、
よくもこんなに調べ上げたことだ。
それに比べて、一体、母国であるのにボクは、
何をしていたのであろうか。
しばし、落ち込むのであった。


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邦画の昭和史(51冊目) [07読書感想(7月分)]

またまた映画本である。
先日、映画大学に出掛けて、
自分自身の映画に関する知識のなさを痛感。
それで、積ん読の本が多いのにもかかわらず、
さっそく書店に行って購入、
すぐに読み上げた次第だ。

それにしても、昔は本当に、
良質な作品が多かったことか。
それに、スターが本当に多かったことか。

この新書は、映画史を、
作品の観点からはもちろん、
主役というか、俳優の面から見た本である。

僕たちの世代から、
ほとんどが大御所か、もう過去の人、
あるいは既に鬼籍に入った人たちだ。
その人たちの一番いい時を
知らなかったのは本当に残念である。

今はもちろん、ビデオで追体験はできるが、
時代の雰囲気といか、そのにおいを感じながら見るのとは、
やはり感想も、受け止め方も違って当たり前だろう。

例えば、京マチ子とか、
その時代に見てみたかったな。
もちろん、三船敏郎とかの男優陣もだ。


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秘花(50冊目) [07読書感想(7月分)]

年間の購読目標100冊に向って日々、
いやできるだけ本に接するようにしているのだが、
ようやく、その半分まで来た。
その記念すべき本は瀬戸内寂聴さんの「秘花」である。

雑誌などによると、瀬戸内さんはどうしても、
この本は書き上げたかったという。
そう、瀬戸内さんは、85歳なのである。

風姿花伝で有名な世阿弥の一生を記したものだ。
世阿弥の父は、観阿弥だが、
その時代から、世阿弥が70歳を過ぎて、
佐渡に流刑され、一生を終えるころまでが書かれている。

時に、世阿弥を通した瀬戸内さんの死生観が、
この本からは見て取れる。
流行作家から一転して、仏門に入り、
京都に庵を構える瀬戸内さんのである。

正直なところ、僕の頭では、
理解しにくい部分もあった。
が、個々の言葉ではなく、
全体の流れから感じられる「死生観」が、
そこはかとなく、僕の中に入ってきたことは事実だ。

やはり死生観は、永遠のテーマだ。


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仏教の旅・ブータン編(49冊目) [07読書感想(7月分)]

五木氏の「21世紀・仏教の旅」全6巻シリーズの
第5巻目である。
本の出版と連動して、BSで放送されていたが、
ブータン編だけは未見であった。

ブータンについて、僕がこれまで知っていたこと。
仏教の国だとは知っていた。

中国とインドという大国にはさまれた国ということも。
そして、前々回のワールドカップの時に、
世界ランクの最下位と最下位から2番目の国が、
戦ったのだが、最下位から2番目の国がブータンであったこと。
こんなところ(今、お休みになっている筑紫哲也風)でしょうか。

もちろん、ブータンの仏教は、同じ大乗仏教とはいえ、
日本とは同じ仏教かというほど違うのである。
とりわけ輪廻転生というか、化身の考え。
つまり、ブータンでは人は死んで必ず生まれ変わる。
だけど、人間になるのか、はたまた犬畜生になるのかは分からない。
だから、ブータンでは、たとえ蚊であっても簡単には、
殺生しないそうだ。

ということは、亡くなった人をずっと弔うとう風習もない。
お墓の存在そのものもないのだ。

今、仏教について、少し体系的に学習してみようと思っているのだが、
あまりにも間口が広いのと、難しさのため、
少々、停滞気味である。
これを機会に、再び学習を始めようと。


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悪あがきのすすめ(48冊目) [07読書感想(7月分)]

辛淑玉さんのエッセーであるが、
実は、彼女のことは、テレビで見る程度で、
これまであまり知らなかった。

で、この新書を読んで、びっくりさせられた。
「悪あがき」をせざるを得なかった、
彼女の半生にひたすら驚かされたのだ。

在日、学歴なし、コネなし…。
すべてないもの人生のなかで、
どのようにのし上がっていったか。
それはもう、想像を絶するものであった。

それにしても、中学さえまともに出ていないのに、
その博識ぶりには驚かされる。
独学だろうが、人生やってできないことはない、
と再認識させられたのだ。

彼女に比べれば、それはもう
ボクは恵まれている。
だけど、それに甘んじているのではないか。
のんべんだらりと、生活しているのではないか。
恥ずかしい気持ちでいっぱいになった。

でも、そう思った矢先に、
またすぐその決意を忘れてしまう。
もっとしっかりしなくてはね。


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