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07読書感想(6月分) ブログトップ

お坊さんが困る仏教の話(47冊目) [07読書感想(6月分)]

46冊目に読んだ
「日本人なら知っておきたい仏教」は、
どちらかというと、仏教の基礎知識を知る上では、
非常にありがたい本だった。
だから、常に持ち歩きたいと書いた。

で、今回のは、もう少し日常生活に関したこと。
例えば、なぜ戒名はいるのか。
どうして、そんなに高いのかなどだ。

まあ、ほとんどの人は、
お寺というか仏教との関わりは、
葬式の時だけであろう。
すなわち「葬式仏教」である。

だが、著者は「葬式仏教」でいいと言っている。
それほど、庶民の生活に根ざしていると考えられるからだ。

そう言えば、明治になったとき、
廃仏毀釈運動が起こり、
みなこぞって神道を奨励された。
それでも、仏教は生き残った。

よく言われるが、全国のコンビニの数よりも、
お寺の数の方が多いのだ。
もちろん、そのうちのかなりが、
住職のいない廃寺になっているのだが…。

ともあれ、仏教は奥が深く、面白い。


日本人なら知っておきたい仏教(46冊目) [07読書感想(6月分)]

僕のように、仏教の素人にとっては、
非常な便利な本である。
インドで始まり、中国を経て日本に伝わった仏教の歴史。
南都六宗から親鸞・空海、そして鎌倉新仏教に至るまで、
分かりやすく説明してある。

仏像についても、
その種類、違いについて簡単に述べられている。

この著者は東京大で日本史を学んだらしいが、
仏教だけでなく、神道についても詳しいようだ。

神仏習合、廃仏毀釈を持ち出すまでもなく、
日本の仏教は神道・神社との関係が深い。
ということは、そちらの学習もしなければ、
本当の意味での仏教を学んだことにはならない。

新書版なので、常にこの本を持ち歩きながら、
不明の点があれば、眺めるようにすれば、
いつのまにか理解できている-。
そんな使い方も可能ではなかろうか。

それにしても、日本人の心に深く根ざしている仏教。
それだけに、意識するとしないでは、
仏教への接し方もかなり、変わってくると思う。
日々の生活で、意識することに心掛けてみたい。


京都の歴史④(45冊目) [07読書感想(6月分)]

昨日に引き続き、京都の歴史についてだ。
副題は「伝統の生成」であるが、
最近、この歴史ものを読むのが楽しくてたまらない。

今回は、主に近世以降の話だが、
興味がわいたのは明治以降である。
つまり、都が東京に移った後、
いかにして京都は復活したのかー。

東京という名前は、京都に対抗して、
東の都という意味。
だから、中心はあくまでも京都なのだ。
しかも、最初、天皇が東京に行ったときは、
ほんの少し出掛けた、ということで、
一度は京都に帰られた。
で、2回目は帰ってこなかった。
だから、正式に「東京遷都」という言葉はないらしい。

天皇が東京に行ったことで、
京都の人口もたいそう減ったらしい。
そのため、色んな事業をすることで、
京都再生を考えた。
琵琶湖からの疎水だったり、
市電の建設であったり、博覧会であったり…。
いずれにしても、京都という町は、
ただ古いだけでなく、進取の機種に飛んだ町なのである。

確かに、京都から世界規模になった企業も多いし、
新しくできた京都駅なんかは、思わずびっくりさせられる。
新しい京都を知ることも、
京都の違った魅力を感じるいい機会だと思う。

新しい京都については、
折に触れて何度も、これから考えていこうと思う。


京都の歴史③(44冊目) [07読書感想(6月分)]

「町衆の躍動」が副題である。
仏教大学が、京都遷都1200年を記念して、
連続講義を行ったものを全4冊にまとめたものの第3巻である。

第1巻は先々月に読んだ。
で、第2巻を飛ばして手に取った。
歴史というのは、権力者側からだけでなく、
町衆側の動きこそ、本当の生の歴史と考えるからだ。

どの章も刺激的だったが、
祇園祭のこと、そして、下京と上京について、
特に印象に残った。

まずは、祇園祭から。
いわずと知れた、7月の一カ月間行われる
京都三大祭りの一つで、京都の夏の風物詩でもある。

この祭りは本来は、
御霊祭である。
もちろん、そのことを知らない人も多いだろうが…。
だが、その本来の精神を禁じられた時、
町衆は山鉾だけでも、出させてくれと、
お願いしたという。

そんなので、いいのかと思う一方、
いかにも、とも思う。
ある意味で京都人っぽいし、
何か、「生命力」の強さを感じる。

もう一つ。京都の町について。
唐をまねて造られた平安京。
そして、いつのまにか、右京は廃れ、左京は栄えた。
そして鴨川の左岸まで、町は広がって行った。
ここまで知っていた。

だが、その後、色々な要因で廃れ、
秀吉以前には、京都は
今の御所近くの上京と、そして四条以南の下京の2つに分かれ、
その中間というか間は、
本当に廃れていたという。
こんなことも、全然、知らなかった。

それ以上にショックなのは、
せっかく読んで知ったことでも、
このブログに書こうと思うと、
そのほとんどを忘れているか、あるいは、
うろ覚えで、出来ないことだ。
学ぶことは、あまりに沢山ある。


百寺巡礼・奈良(43冊目) [07読書感想(6月分)]

この本を購入したのは、2003年7月7日、
そして、1回目の読破翌々日の7月9日。
僕の日記を繰っていると、そう書いてあった。

今回、百寺巡礼のDVDを見て、その感想を一寺ずつ書くことにしたので、
もう一度、全10巻を読み直すことにした。
その第1巻目である。

1回目を読んで4年になるが、
実は、ほとんど内容を忘れていた。
覚えていたことは、学生時代に学んで、その時に覚えたことくらい。
だけど、DVDと重なる部分については、
今回の読書でかなり理解を深めることができた、と思う。

一寺ずつについては、そちらカテゴリーで紹介するが、
やはり実際に訪れたことのある寺は、
すっと頭に入った。

僕が奈良をはじめて訪れたのは、
たぶん中学校の修学旅行。
その時に、東大寺とかは行ったはずだ。
今から32年前と思う。

で、一番、最近は先月。この間、10回くらいは行ったかな。
でも、奈良は京都に比べて、今一つマイナーな存在。
京都が1100年間もに日本の首都だったのに、
奈良は100年足らずであった。

でも、最近は奈良のニュースも多い。
飛鳥美人の修復に、カンヌでグランプリをとった河瀬監督…。

さて、五木氏も、この百寺巡礼の企画をスタートする上で、
この奈良の地から始めた。
やはり、奈良という地は、そういう存在だと思う。


天才をプロデュース?(42冊目) [07読書感想(6月分)]

前から「オフィス北野」の代表・森昌行さんには興味があった。
あのビートたけし、いや北野武を自由自在に
プロデュースする森さんとは、どんな人だろうと思っていたのだ。

恥ずかしながら、森さんがテレビ界出身であるとか、
ある報道がきっかけになって、いわば偶然、
このオフィスに入ったことも知らなかった。

北野監督は、新作「監督・ばんざい」が13作目である。
森さんは、その最初の作品である「その男、凶暴につき」から
かかわっている。
だから、映画製作については、北野監督とまさに一心同体である。

前にも書いたが、北野作品だけは、
僕は全作品を見ている。
もちろん駄作と思えるものもあったが、
この本を読んでいると、その「駄作」と思えたものも、
いわば必然的というか、確信犯的に作られたことがわかった。
もちろん、一映画ファンとしては、
そんな舞台裏を知る必要はないのだが…。

確かに、日本においては、
あのビートたけしが作った映画というレッテルが、
よくも悪くもずっと張られてきた。
だが、フランスをはじめとしたヨーロッパでは、
そんな先入観はなく、純粋に映画で勝負できた、という。

北野監督がまずありき、という姿勢は徹底しているが、
実はこの森さんがいなければ、
今の映画監督北野武も、北野作品も生まれてなかったも、
そのように思った次第だ。読後感としては。


女の残り時間(41冊目) [07読書感想(6月分)]

久しぶりに購入した日に、全部読んだ。
しかも、スポーツジムで、
自転車をこぎながらだ。

著者の亀山早苗さんは、女性の性とかについて、
これまでも、何冊か書いてきた。
女性だから、さまざまな悩みを抱える
女性の生の声を聞くことができたのだろう。

いつだったか、世界の中で、
日本ほどセックスレスの多い国はない、
という統計を見たことがある。
その回数も、満足度も、他の国と比べて、
極めて低いのだ。

この本は、その実態を、
克明に聞きだして書いているのだ。

たぶん、現代社会はストレスばかりで、それどころでない。
夫婦となると、もうそんな関係ではなくなる。
同志のようなものだとか、色々な理由があるだろう。

どうやら、この状態について、
女性の方が不満を抱えているようだ。
それも、悩みを打ち明けられずに。
そうなると、どうも極端な方向に走るケースが多い。

単にセックスレスの問題だけでなく、
少子化問題や、自殺の増加とか、
色々なことに波及してくる恐れもある、と思う。

PS 副題がなかなか意味深でした。
「ときめきは、突然やってくる」です。
もちろん、ときめくのは、女性です。


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