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07映画館鑑賞(4月分) ブログトップ

善き人のためのソナタ(46本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

ベルリンの壁の崩壊から、もう17年も経つ。

「やっと、語らえた真実」との触れ込みだが、
本当に、これが真実だとしたら、
恐ろしいことである。
が、たぶん事実の一部であろう。

舞台は、ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツ。
強固な共産主義体制を担っていた
シュタージという監視組織の実態が暴かれている。

そして、彼らに翻弄された芸術家たちの苦悩を
浮き彫りにしている。

アカデミー賞の外国映画賞を
受賞したのもうなづける。

全く、個人的かつ、独善的な意見になるが、
監視国と、共産主義国家は、
たぶんかなり近い存在だろう。
だが、僕たちの世界とはあまりにもかけ離れているため
現実味に乏しい、と感じざるを得ない。

だけど、そこはかとない不安、
そして、さもありなんとの世界は、理解できる。
だが、あくまでも理解だけ、という枠から抜け出ることはない。
すなわち、
第三者的な意味においてだけの理解だ。

その限界が分かった上で、
このヒューマンストーリーには
文句なく感動させられる。
ただ、感動だけで終わりたくないと思う
気持ちでいっぱいだ。

もう少し、あの時代、すなわち冷戦崩壊と、
それに伴う、さまざまな混乱を学びたい。


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ラブソングができるまで(45本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

うかつにも、また映画を見ながら涙してしまった。
映画のクライマックスで、
ヒュー・グラントが歌うシーンでである。

ヒュー・グラントとドリュー・バリモアによるラブコメだが、
設定に目新しさは感じられないものの、
でも、でも感動させられてしまう。

80年代のポップスシーンをもっと知っていれば、
「うーん、なるほど」の部分も多かったと思うけれど、
それがなくても十分に堪能できる。

以下、2つのことを書く。
その一つ。
昔、かっこいいことは、
今はダサイことはよくあることだ。
この映画のテーマもそこにある。

これは、何も音楽だけに限らない。
ファッションしかり、言葉しかり、
もっと言えば、考え方しかりである。

もう一つ。
ドリュー・バリモアはもうすっかり、
ラブコメの女王である。
ラブコメの条件は、笑って、笑って、笑って、
そしてっちょっぴり泣かされてである。

彼女が、6、7年前に出ていた、
ウエディング・シンガーでも、
この笑って、笑って、泣かされた。

このときは、さして期待せずに、
時間つぶしで入った記憶があるが、
これが儲けもので、
すっかり感動した。

「ラブソングができるまで」は、
少し落ち込んだり、元気がない人を勇気づけるのに、ぴったりですよ。


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ペッピーノの百歩(44本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

僕が参加している映画サークルの
仲間が「これぞ、お勧め」と言っていたので、
映像文化ライブラリーに出かけた。

ゴールデンウイークのさなか、
外の雰囲気とは全く違う、
イタリアのマフィアの世界にたっぷりと浸ることができた。

実は、同じ監督の「輝ける青春」を見た時、
数年前に公開された、この作品も少しは気になっていた。
僕自身、「ゴッドファーザー」こそベスト1映画と思っているだけに、
それとの比較も楽しみにしていた。

ペッピーノは将来、マフィアの首領になってほしいと期待される。
マフィア・ファミリーだから、当然といえば、当然だが…。
だが、期待に反し、政治運動に走り、
反マフィアを主張する。
そして、そのためのラジオ局まで作る。

親子愛もテーマになっている。
だから、最後は、大団円となるかと思いきや、
実は、まったく違う方向に。
次のような父の言葉が、それを暗示させる。
「お前は、マフィアに守られている」

実は、この映画のあと、
すぐ市民球場に出かけた。
カープ対阪神戦。
あまりものギャップ。
だからこそ、映画は面白いし、止められないのだが…


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バベル(43本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

注目作だけに、ぜひ初日からと思っていた。
劇場は、色々な年齢層の人でいっぱいだった。

まずは、菊地凛子の存在感は抜群だった。
アカデミー賞の助演女優賞候補に選ばれたのも分かる。
聞くところによると、
凛子のことを、本当に耳が不自由な人と
思った映画・関係者もいたという。

次に、この監督の才能には驚かされる。
確か、この作品が長編では3作目だと思うが、
よくも、この難しい題材に挑戦したものだ。

モロッコで放たれた一発の銃弾が、
一見、別個のものと思われる
アメリカ、メキシコ、そして東京のそれぞれの物語を
少しずつ、結び付けていく。
それも、不幸な方向に。

それは、人々の言葉を混乱させた
バベルの塔の物語そのものに、
意思疎通が図れることなく、突き進んでいく。

まあ、その象徴が、言葉を発せられない菊地凛子の
存在なのであるが…。


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クイーン(42本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

これも、アカデミー賞主演女優賞の効果だろうか。
平日の昼間なのに、シネツインは満席。
おかげで、階段の部分に
座布団を敷いての鑑賞となった。

で、感想だが、
確かに、エリザベス女王役のヘレン・ミレンは
すばらしかった。
本当に、本物と見間違うほどだった。

だが、ストーリー的には、
いま一つと思えた。
要所要所に本物のダイアナ妃が登場し、
ドキュメンタリーのようにも感じるが、
だから、どうした、とも感じた。
要するに、作り物とドキュメンタリーの要素が
ごちゃごちゃに感じるのだ。

そうは、言っても、エリザベス女王の苦悩は
よく描けていた。
イギリス国民は、この映画をどう感じたのか。
昨年、ソクーロフの「太陽」を見たとき、
日本人だから、感じた独特のものがあったが、
今回も英国民にとって、同様のものはあったのか、
いやなかったのか。

それにしても思う。
やはり、いい意味でも、そして悪い意味でも
イギリス王室は開かれた王室だと。


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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(41本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

これまで、避けてきた。
あまりにも小説が売れたし、
テレビドラマも好評だったからだ。
だから、どうして
皆がこの作品に、あれほど引かれるのか
分からなかった。

で、オダギリ・ジョー主演の東京タワーを見て、
半分は分かって、半分は、その理由が分からなかった。

ただ言えるのは、
この作品のボクもオカンも、
それぞれの人が、感じ、経験したボクであって
オカンであるのだと。

純粋な作品評としては、
なかなかだった、と思う。
オカンの若い時代と今を
本当の親子が演じている。
だからこそ、似ているのは当たり前だが、
それぞれに、いい雰囲気を醸し出している。

それから、オカンのガン闘病を
かなり丁寧にフィルムに納めている。
原作では、どのように描写しているか
知らないが、本来なら、
もっとはしょることも可能だっただろうが…

興行成績もなかなかのものだと聞く。
本当に、遅くなったが、
やはり原作を読んでみようかな、と思った。


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ロッキー・ザ・ファイナル(40本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

あの音楽が流れると、
もうウルウルしてしまう。
そう、僕の高校時代にタイムスリップするのだ。

作品の出来など、2の次である。
かといって、出来が悪いといっているのではない。
そうしたものを、超越しているのだ。

それにしても、スタローンは若い。
いや若く見える。
確かもう、60歳か、それに近いと思う。

それに、とにかく走る。
そして、肉の塊も打つ。
もう、ファンにはたまらない。

だが、まてよと思った。
以前のロッキーを知らない人は、
どのようにこの映画を見たのであろうか。

僕にとっては、その想像は難しい。
でも、頭を空にして考えてみると、
もしかしたら、つまんないというか、
よく分からないと思うかも知れない。

もちろん、そのことは分かった上で、
制作したのだろう。
ロッキーは、あくまでロッキーなのだ。
エイドリアンの叫び声が、
映画館を出ても、ずっと耳に残ったままだった。


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ブラックブック(39本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

今年見た中では、
たぶんベストムービーだと思う。
それほど、感動してしまった。

ナチス時代のオランダは「アンネの日記」でも知られているように、
ユダヤ人の隠れ家として有名である。

1944年9月ごろになると、
ナチスもかなり微妙な時期に来ていたと思う。
ナチの高官内部でも、
ドイツの敗北を感じて、その後の
身の振り方を考えたり、
ヒトラーに疑問を持つ人も出てきている。

そんな、前提条件を知った上で、
この映画を見ると、
なおさら興味深い。

一方、レジスタンスの方も
もちろん一枚岩ではなかったと思う。

単に、対ナチとか、対レジスタンスという
簡単な「方程式」だけでは、
語れない部分もあったのであろう。

最も驚いた点。
ナチスをだますため、
髪を金髪に染めたのだが、
その時に陰部の毛も染め直したこと。

それとは、違った意味で驚いた点。
主人公のユダヤ女性と、
ナチスの高官が、お互いに仕掛け、仕掛けられたことを
知った上で、互いに引かれていくこと。
たぶん、個人的には、
そのような関係が数多くあったのだろう。

で、ラストシーン。
平和に思えたイスラエルで「スエズ動乱」が起こったこと。
ここでも、ユダヤ人は翻弄される。
いや、翻弄を予感させる。

「悲しみや苦しみは終わることはないの」
まさに、その通りである。


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ブラッド・ダイヤモンド(38本目) [07映画館鑑賞(4月分)]


久々の平日のお休みということで、
力を入れて、映画鑑賞2連チャンに出かけた。
しかも、少し重たいテーマの作品である。

少し、前に今年は「アフリカの年」と書いたけれど、
そのアフリカものの一つである。

紛争ダイヤモンドという深刻な題材を扱っている。
だが、上質なエンターテイメントとしても完成している。

舞台は、アフリカ・シエラレオネ。
大粒のダイヤモンドを巡って、
3人の男女がいうごめく。

アフリカの地域紛争で武器などの
資金源になっているのが、
不法に取引されているダイヤモンドだ。

無骨なメッセージを発している。
そして、感動的なラスト。
なかなか、見応えがある。

それにしても、
僕たちは、アフリカのことを知らなすぎる。
地理的に遠いことも一因だが、
情報も少なすぎる。新聞やテレビでも。

アカデミー賞にノミネートされた
ディカプリオも久しぶりに輝いている。
元兵士で、ダイヤの密売人の役柄。
現地独特の英語のアクセントもみにつけたらしい。

★印も5つの作品だと思う。


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オール・ザ・キングスメン(37本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

最近、お気に入りのジュード・ロウと、
ずっと好きなショーン・ペンが出ているとあって
封切り日に早速、見に行った。

それにしても、全く違う、この2人が
あれほど引かれあったのだろうか。
いや、違うからこそ、引かれ合ったのだろう。

一方は、時の大統領にも「最も危険な男」と言われた
たたき上げの政治家。
そして、もう一方は、失われ行く貴族階級出身の
美しいジャーナリスト。
激動の中で、2人は相容れない価値観は持ちながらも、
2人の人生は交錯していくのだ。

聞くところによると、
ピューリッツァー賞にも輝いた
実話を基にした作品らしい。

間違いなく感動を呼び起こす作品である。
監督・脚本は、「シンドラーのリスト」の
スティーヴン・ゼイリアンである。

それにしても、ショーン・ペンはしぶい。
久しぶりに、「デッドマン・ウォーキング」を見たくなった。


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あかね空(36本目) [07映画館鑑賞(4月分)]

脚本も素晴らしいし、
たぶん、読んではいないが山本一力の原作も
素晴らしいのだろう。
俳優人も、僕の好きね中谷美紀が出ているし、
素晴らしいと思う。
でも、なぜか違和感を感じる部分があった。

どうしてだろう。
そう、江戸時代の深川がテーマだっただけに、
もちろん当時のものは残っていない。
CGで景色や街並みを作っているのだが、
いかにも作り物という感じがするからだ。

でも、CGそのものの、
出来栄えはよく出来ている。
ということは、ないものねだりか。

内野の2役がいい。
正確は真反対だし、生き方も正反対だが、
どこか通じるものがある気がした。
人間そのものの表と裏とでも言おうかー。
どの人間にも、その両方があるはずだ。

もちろん、僕にもある。
同じ一日でも、午前と午後では違うし、
相対する人によっても違ってくる。

それにしても、
江戸時代の下町っていいな。
本当に人情味にあふれてる。
たぶん今の生活よりは、
ずっとずっと暮らしにくいのだろうが、
あこがれるな。
これも、現実逃避の一種か。


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