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07読書感想(2月分) ブログトップ

林住期(14冊目) [07読書感想(2月分)]

人生の黄金期とは、いつだろうか。
若さが一番と考えるなら、
高校・大学時代だろうし、
やはり20-30代との考え方もあろう。

普通は、歳を重ねるに連れて、
段々、下降して行くと考えるだろう。
果たして、そうだろうか。

この五木寛之氏の「林住期」を読んで、
考えを新たにした。

五木氏は人生を「学生期」「家住期」
「林住期」「遊行期」の4つに分ける。
「学生期」は、社会に出るまで、親の保護を受ける時代。
「家住期」は一家の大黒柱として、
家を支える時代。50歳くらいまでを想定する。

そして「林住期」こそ人生の黄金期と位置づける。
75歳くらいまでだが、
お金のためでなく、自分のために、
本当にしたいことをする、その喜びを追及する時代という。

もし、本当にできれば、
それに越したことはない。
普通は、まだローンが残っていたり、
会社に束縛されたりする時代だからだ。

できることなら、
60歳からでは遅く、それより前に、
本当の人生をスタートさせるべきだという。
それも、リセットの考えではなく、
これまでの経験を生かしながら、
さらなる先を目指せと説いている。

で、最後は本当の意味での
おまけの人生。心安らかに「遊行期」となる。

インド発祥の仏教の考え方から取ったものだが、
これを目標としたいものだ。

非常に読みやすかったが、
ズシリと心の中に入る本だった。

僕自身、五木氏の言う「林住期」までには、
今しばらく時間があるが、
少しずつ、それを意識しながら、
本当の意味での人生の黄金期を過ごしたいものだ。


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駆け込み、セーフ?(13冊目) [07読書感想(2月分)]

最近、女性コラムニストの作品をよく読むようになった。
コラムというより、正確に言えば、
エッセーまたは、雑文だろうか。

最初に、読み始めたのは、
サンデー毎日に連載する中野翠さん。
かれこれもう、15,6年は読んでいる。

で、最近のお気に入りは、酒井順子さん。
いわずと知れた、負け犬で有名になった人、
ほぼ僕と、同世代である。

こちらは、週刊現代に連載中で、
男性誌なので、ちょっぴり内容が、
これまでの女性コラムニストとは、
作風が違うと、感じる。

前作、「その人、独身?」に続くものだが、
これが男性の僕から見ても、
そうなんだ、と感じる部分が多い。
その一方、へーん、うそ、と思う部分もあり、
一回ずつ、本当に楽しみながら、
読んだ次第だ。

それにしても、軽妙な文の中にも、
文章力を感じる。
学生時代から書いてきたという、
そのキャリアから来るものだろうか。
やはり、その着眼点が一番、優れているのだろう。

たぶん、この雑文を書くときには、
本当に頭の中から、発想や文を搾り出しているのだろうが、
その大変さを感じさせないところも、
また素晴らしい。

その意味で、みう一度、
今度は、じっくり味わいながら、
まるで国語の試験勉強教材のように、
読んでみたいものだ。
たぶん、軽く読み飛ばしてほしいと、
著者は思っているだろうが。


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字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ(12冊目) [07読書感想(2月分)]

まずは、このタイトルはどうかなと思う。
例のセカチューからもじって、
命名したのであろうが、
もっと素直につけたら良かったのではないか。
やはり、タイトルは重要だから。

「男の品格」「人は見た目が9割」「バカの壁」…など、
タイトルによって、売れ行きがグーンと伸びた作品も多いのだから。

字幕屋といえば、
最初に思い出すのが、戸田奈津子さんだが、
思った以上に大変な職業のようである。
それは、この本でもよく分かる。

時間との戦い、字数との戦い、
そして製作者との戦いなどである。

で、この著者・太田直子さんは、
映画についてはもちろん、
日本語にこだわり続けている。
それだけに、最近の日本語の乱れを嘆いている。

字幕と吹き替えで、
最近は、吹き替えが増えているいう。
字幕派の僕としては、
さびしい限りだ。
家庭で見るビデオはともかく、
劇場で上映される映画は、
やはりい字幕でなくてはね。


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父と子の中学受験ゲーム(11冊目) [07読書感想(2月分)]

ゲーム感覚でとらえることができれば、
中学受験も楽しいだろう。
そう思って、この新書を手に取った。
受験生を抱える父として、
一方で、客観的な一読者として。

普通の場合、中学受験は、
母と子の共同作業だが、
このケースは、母がフルタイムで働き、
父が放送作家で、比較的、自由な時間が取れるので、
逆の立場で接した、体験談である。

一番、参考になったのは、
長男と次男の性格を考えながら、
志望校を選んだこと。
もちろん、偏差値という、
動かしがたい大きな壁はあるが、
それだけで志望校を決めるのでは、
いやだなと常に思っていたらしい。同感である。

子どもが不調になったら、
とにかく休ませること。これは、
分かっちゃいるけど、
非常に難しいことらしい。

大人は受験をゲーム感覚でとらえられるが、
子どもは、そうは行かない。
でも、楽しむ大人の姿を見せるのは、
大切だと強調している。

読み進んで行くうち、考えた。
なぜ、子どもを私立の中学校に行かせるのか。

いい大学に入るため。
今は、いい大学に入り、いい会社に入ったとしても、
決して、安泰ではない。
では、なぜか。
一言で、公立には、いい先生がいないと考えるからだそうだ。

例えば、いじめ問題。
私立でも、いじめはあるだろうが、
その対処方法は、公立に比べて迅速だ。
あくまでも、サービス業だからだ。

受験に成功するにこしたことはないが、
たとえ、運悪く、結果が出なくても、
一回り子どもが大きくなったと思える、
中学受験であれば、
この取り組みは「成功」と言えるのではないだろうか。
そんな、考えを再認識させられた、
一冊の本だった。


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ミクシィで何ができるのか?(10冊目) [07読書感想(2月分)]

今、すでに600万人以上が、
国内で、このミクシィに参加している。

僕は、ミクシィを始めて、ほぼ半月。
もっと、もっと、
このミクシィを知ろうと,
この本を読むことにした。

それにしても、
はまるものだ。
いろんな可能性が限りなく広がる、らしい。

そういう僕は、初心者でまだまだ。
だが、面白いには違いないし、
企業とか色々なところで活用できるだろう。

この本で印象的だったところは、
4章の「なぜミクシィが日本のSNSを支配できたのか」と、
5章の「『ミクシィ疲れ』に陥らないために」だ。

ミクシィは2チャンネルなどと違って、
何か投稿したとき、
比較的、やさしいコメントが返ってくるという。
それで、癒されたり、自分だけではないんだぞ、
と勇気を持ったりする。

誰かと常につながっていたい、
しかもやさしい感覚で、
という若者たちの気持ちのマッチしたのだろう。

それだからこそ、このミクシィにはまりすぎると、
逆に疲れてしまう。
コメントが帰って来なければ、
心配になるし、
コメントは絶対返さないといけないとの、
恐怖感に駆られるのである。

本の内容を、
要約すると、ざっとこんな感じだ。

どう付き合っていくかによって、
正にも負にもなる、と思う。
このミクシィは。


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縦並び社会(9冊目) [07読書感想(2月分)]

毎日新聞が、昨年連載した企画をまとめたものだ。
らぶん、「横並び社会」から連想して、
取った本のタイトルと推測する。

副題の貧富はこうして作られる、でもわかるように、
今の格差を助長させる施策に、
否定的なトーンで書かれている。

国内だけでなく、
世界各国まで、取材に出かけたルポルタージュでもある。

確かに格差社会が、
いいかと言われれば、
ほとんどの人は「よくない」と答えるであろう。
特に、日本的な共同社会体に長く慣れしたんだ人々にとっては。

もちろん、僕も反対だが、
悪平等も反対である。
そこらあたりの兼ね合いが難しいのだが、
まずは、ここに書かれているような、
厳しい現実をきちんと把握しなくてはならない、と思う。

最近になって「勝ち組」「負け組」の呼び方は、
きらいという人が増えてきたが、
このネーミングを積極的に受け入れてきたのも
我々、自身である。

かつて、○ビのように、
違った呼び方で、受け入れてきたように。

一つ言えることは、
これからは、今の時代よりも
決していい暮らしが、できないということ。
それを前提に、色々と考えるべきではなかろうか。


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