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07読書感想(3月分) ブログトップ

プレイバック1980年代(24冊目) [07読書感想(3月分)]

1980年から89年までは、
僕自身にとっても激動の時代だった。
大学入学し、卒業し、
会社に入り、転勤し、そんな時代だった。

その最後の時からでも、
もう20年も経過しているんですね。

1年ごとに、10年間の出来事を記した
この本を読みながら、
あの時の自分は、こうだった、ああだった、
そんな風に当時を追体験した。

著書も言っているように、
あまりにすべてを網羅しようとして
物足りたい点もあるが、
当時の雰囲気を掴むには最適だと思った。

で、本書の最後にも記してあるが、
この10年間を、こう総括している。

1906年、つまり日露戦争が終了して、
戦後景気で成金が生まれた。
まさしく司馬遼太郎の言う「坂の雲の上」である。

それから、1956年の「もはや戦後ではない」の時代。
太陽族が生まれた時代でもある。

そして、それに匹敵するのが、
1980年代だと言うのだ。
だが、その後に訪れる
「失われた10年」の幕開けが近い時代でもある。

そんな歴史の流れの中での1980年代論。
自分の生活とリンクさせながら、
当時の歴史を自分なりに、
じっくり振り返ってみたい気もする。
何せ、自分の青春時代とも重なるからだ。


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団塊格差(23冊目) [07読書感想(3月分)]

団塊は、けっして一塊ではない、
というのが本書のコンセプトである。

これまでは、団塊という塊で、
この世代の特徴を論じていたが、
学歴や年収、貯金などによって
団塊の人たちも、生活ぶりが大きく変わる、
と述べている。

単に生活ぶりがいいとか、悪いとかではなく、
満足度、幸福度にも大きな違いが出ている。

さらに、団塊世代だけでなく、
その下の世代、つまり子どもたちの
生活にも大きな隔たりがあるとも述べている。

つまり、親の年収が少ないほど、
当然、子どもたちの教育費は少なくなり、
大学などに行く確率が減ってしまう。
さらに、ニートになる確率も大きいという。

これまでは、逆転可能の時代だった。
特に、教育は、お金がなくても
頑張れば、いい学校に行けるという望みもあった。
ところが、ある意味で「将来も金次第」の
世の中になっているという。

この問題と、団塊世代論は一見違うようだが、
実はリンクしているらしいのだ。

統計によって、これらを指摘されると、
なるほどな、と思わざるを得ない。


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だめんず症候群(21冊目) [07読書感想(3月分)]

まさに、だめんずだった。
10日前に読んでいたのに、
読後感を書くのを忘れていた。
まずい。まずい。
順番が逆になってしまった。

で、だめんずでである。
だめんず・うぉーかーと題したマンガでは
有名だが、僕は立ち読み程度しか
したことがなかった。

この本の中で、
だめんず症候群として、
だめな男に翻弄される女性の4タイプを挙げている。
客観性のないタイプ、本能的に行動するタイプ、
他人に流されやすいタイプの3つまでは、
かなりの女性に当てはまるだろう。
ということは、女性はだまされやすいということか。
だめ男に。

で、最後に挙げられるのが、
他人のマイナス感情に弱いタイプ。
自分が我慢しさえすれば、よい、
と考えるタイプが注意が必要という。

こんな記述もあった。
「自分を小さく守ってしまうと、
後々必ず大きなつまづきがやってくる」と。
なんという含蓄のある言葉だろうか。
この文の解説はあえてしない。
各自で、思い当たる節があるだろう。たぶん。


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なわとび千夜一夜(22冊目) [07読書感想(3月分)]

週刊文春の連載も1000回を超えたという。
一口に1000回といっても、
週1回なので、20年近く続いていることになる。
これは、すごい数字だ。

彼女は今、50歳過ぎだから
30歳前半から、連載していることになる。
これは、すごいことだ。

僕は男性だけど、
もし女性なら、彼女の生き方は、
うらやましい限りだろう。
自分も、こうありたいと感じるだろう。

実は、彼女の小説は、
ほとんど読んだことはないけど、
エッセーは大好きなのだ。
女性を感じさせたり、感じさせなかったり、
そのあたりが微妙に変化して素晴らしい。

確か、このエッセーの中にもあったと思うが、
「エッセーは、全てが自慢なのだ」そうだ。
そう言われてみると、そうかも知れない。
いや、そうに違いない。

僕自身、何か書くときは、
やはり自慢になっているのかも知れない。
でも、それが直截的ではなく、
何となく感じられる程度なら、
たぶん名文にんるのだろう。
その意味では、林真理子さんのエッセーは、
抜群の出来であろう。


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定年後(20冊目) [07読書感想(3月分)]

近くの本屋で、ちょっとしたニュースがあった。
本当に、ちょっとした出来事だ。
というのも、岩波新書の売り場が、
2階から1階に移ったのだ。

別にどうでもない、と思うかも知れないけど、
本好きにとっては一大事なのだ。

で、この「定年後」も、岩波新書である。
最近、この種の本がすこぶる多い。
まあ、団塊の世代が、
定年を迎えているわけだから、
それだけ売れ筋ということだろう。

だが、この著者は、
もう数十年前から、
この問題に取り組んでいるという。
でも、以前は自分に興味がなかったので、
全然、目にはとまらなかった。
が、しかし最近はやたらと目に付くのである。

大きく分けて、家族との関係、遊びのこと、
仕事のこと、そしてついの棲み家のこと、
そんなことが書かれている。

やはり、定年後に自由な時間が多いので、
メインは遊びであろう。
その時のために、
一生懸命に働いているのだ。

でも、遊べ、遊べと言われても、
なかなか難しい。
そう簡単なものではないのだ。
たかがだが、されどなのである。


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仕事とセックスのあいだ(19冊目) [07読書感想(3月分)]

アエラでよく話題になるテーマである。
それも、そのはず、
実際に、アエラで執筆してきた記者が、
共著の一人であった。

このテーマの背景には、
今の少子化問題が隠されている。
なぜ、子どもが少ないのか、産まないのか。
そこには、セックスレスがある、との考えだ。

統計、アンケートをもとに、
興味深い分析を行っているが、
とりわけ興味深かったのは、
所得や定職と、セックスとの相関関係などだ。

つまり、所得が少なければ、
セックスどころではない。
会社で心配事を抱えていれば、
それどころではない。
それほど、心的要因が強い行為ということだ。

また、日本が世界でも最も、
所謂、回数の少ない国というのも驚いた。
最も多いとされるフランスと比べて、3分の1以下だ。
簡単に言うと、140対40となる。
これは一年に何回か、という数字だ。

国別の回数を表したグラフを見るのは、
極めて興味深い。
このほかにも、驚くべきグラフが
たくさん盛り込まれている。

柳沢大臣のあの発言も、
いつのまにかどこかに行ってしまった格好だが、
少子化対策を担当する人にこそ、
この本を読んでもらいたい。
まずは驚いてもらい、それから、
色々な施策を考えてもらいたい。

女性も、男性も、一読の価値がありますよ。


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夢を与える(18冊目) [07読書感想(3月分)]

この前、夢を与えるのは、
何て素晴らしいことだろう、と書いた。
その際、引き合いに出したのが、
綿矢りささんの第3作目だった。

芥川賞の受賞から
はや3年あまり。
その成長ぶりに驚かされた。

主人公の女の子が生まれる前の
母と父の出会い、そして結婚
そこから物語は始まる。

芸能界にデビューした主人公の
女の子の成長を描いているが、
その軸になっているのが「夢を与える」。
その意味は、一体どんなことか。何か。
軽妙に描かれる。

僕の大学時代とは違い、
綿矢さんは、しっかり勉強したんだろうなと思う。
自分自身が直接、経験したこと。
色々と聞いたこと。
そんな「知識」が、盛り込まれている。

そんな裏付けがあったからこそ、
大学卒業後は、「専業作家」という道を選んだのだろう。

一番、驚いたのは、
この物語の結末。
すっきりは、しなかったが、
考えさせられること大だった。
たぶん、ドラマ化、映画化されるのでは、
そんな予感がする。






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仏教への旅 朝鮮半島編(17冊目) [07読書感想(3月分)]

百寺巡礼は全10巻を全て購入した。
ほぼ全部、読んだ。中には、読み飛ばしたお寺もあったが…

次に、五木寛之氏が、取り組んだのが、
仏教の源流を探るである。
仏教発祥地のインドから、韓国、ブータン、アメリカなど、
世界各地を周りながら、
「仏教」を考えるシリーズだ。

昨年末に出版されたインド編の上と下は、
すぐに買って読破した。
で、今回、出されたのが韓国編である。

実は、この出版とタイアップする形で、
NHKのBSで、全5回、放送された。
その際、韓国編は既に見ていたので、
あらかた内容は知っていた。

それでも、やはり作家である。
文章にグイグイ引き込まれる。
映像の方が、本来なら、伝える容量が多いはずなのに、
文章から想像される「絵」が次々と、浮かんできた。

で、韓国についてだが。
これまで、僕が知っているのは、
仏教よりは儒教の国。
年上の人を大切にする。

一方。キリスト教も、日本とは比べものにならないほど、
多くの韓国国民の心を捉えている。
そうした中での、仏教である。

仏教は、李氏朝鮮時代に、虐げられたという。
それまでは、国家の保護下にあったのが、
百八十度、一変したという。

五木氏は言う。
宗教というものは、虐げられた時こそ、
本当の宗教になる。
虐げられて、なくなってしまうものなら、
所詮は、それぐらいの宗教だったと。
なるほど、そうであろう。

また、韓国のお坊さんは、
規律が厳しい。結婚はもちろん、
生きていく上での制約も多い。
仏教徒の方も、日本のように手を合わせるだけでなく、
ひざまずいて、頭を地面に付けて祈るらしい。

同じ大乗仏教の流れを組む仏教でも、
日本と韓国では、このように異なる。
仏教の面から見た、今、そして昔の韓国について、
もう少し調べてみたくなった。


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2週間で小説を書く!(16冊目) [07読書感想(3月分)]

小説は誰にも書けるらしい。
もちろん、出来、不出来を考えない場合だ。

だが、みなに感動を与えたり、
なるほどと思わせたりする作品となれば、
小説は、すこぶる難しいものだ。

この当たり前のことを、
今、特に感じるのは、
最近、小説に挑戦しているからだ。

とにかく、「何か書こう」の精神だけで、
とりあえず書いているだけが、真相だが…

この本には具体的な実践練習法も出ている。

例えば、こんな感じだ。
リレー小説、断片から書く、最初の記憶を書く、
人称を変える、一瞬を書く、コップを眺める、
夢を書く、三題噺などが「練習問題」として、
示されている。

まだ、これらの「練習問題」を、
実践に移していないが、
なかなか、面白い「宿題」だと思う。
これから、一つずつ、挑戦してみたい。


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特命転勤 毎日新聞を救え!(15冊目) [07読書感想(3月分)]

ぐいぐい引き込まれるように読み進んだ。
昨日、仕事帰りに購入して、
その帰りに喫茶店で、そして家に帰って
お風呂の中で、そして寝室で一気に読み終えた。

今朝、新聞の雑誌広告に、
「毎日新聞が安倍晋太郎に5億円献金 
元幹部が赤裸々告白」と出ていた。
確かに、そのような内容もあったのだが、
もちろん、そればかりではない。

永年、記者活動をしていた筆者が、
転勤で特命を命じられた。
その特命とは、大阪の一等地にある私有地を売って、
新しく国有地を買って、そして新社屋を建てるという
特命を帯びたのだ。

当時も、今も、毎日新聞は経営的には厳しく、
この事業なくしては、
毎日新聞の存続が危ないと考えられていたのだ。

さすが元記者だけあって、
関係個所に夜回りしたり、朝駆けしたりして、
情報を仕入れ、無事、成功する。

だが、それもつかの間、
結局は会社内の勢力争いに巻き込まれ、
会社を辞めてしまうのだが、
そこのところが、ドキュメンタリータッチで、
興味深く、書かれていた。

それで、一気に読み終えたのだ。
筆者本人は、
この仕事にやりがいを感じていたようだが、
僕は本当は違うような気がする。

そんなことをするために、
毎日新聞に入社したわけはないだろう。
もし、そうなら、この話は墓場まで持って行ったのではないか、
そんな気がしてならない。


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